私は週の後半はほぼ宮崎県の高原町（”たかはる”と読みます）で過ごしています。

というのも、「産業官民連携推進官」という職位を2021（令和3）年の10月に高原町より拝命しまして、およそ2年半が経過しました。

官民連携を進めるための職位というのは目新しく、この名称の職位が誕生するのは自治体では初めてのことで、 本当にありがたいことだと感じております。

地域課題解決と地域活性化というのを「官」の立場から「民」と連携することが求められており、試行錯誤しながら進めてきました。（もちろん、現在進行形です）

企業版の関係人口をつくる取り組みのほか、若手の事業者と首都圏の企業を結んでいくような取り組みをしています。（「官」の立場から「民-民」の連携も推進しています）

2点ほどこれまで関わらせていただいた取り組みを紹介させてください。

1つ目は「企業版ふるさと納税」のこと。

まだこの仕組みが導入されてから数年ですが、高原町では2023（令和5）年度には14社から1,390万円の寄付を集めることができました！

2つ目はふるさと納税そもそものお話。

高原町には役場が100％出資してつくった地域商社があります。 この会社を立ち上げるための支援をさせていただき、現在では運営を支援しております。

2022（令和4）年の創業で、ふるさと納税の運営事業を請け負っていますが、2021（令和3）年にはおよそ2億8,000万円だった納税額が、2023（令和5）年度にはなんと倍増の5億6,000万となりました。

もう一度言いますが、倍増です！

これは本当に嬉しい結果となりました。

詳しくは、ぜひこちらをご覧ください　

これからも、高原町本来の魅力・価値を強みに官民連携の力で地域活性化をどんどん推進していきたいと思います。

吉田雄人