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ヘリのシェアサービスを行うAirX社が、全国初の防災協定を結びました

2021年06月14日

GR:Government Relations
GGR社で支援をしているAirX社が、海老名市と防災協定を結びました。AirX社は、現在はヘリコプターをシェアすることでビジネス展開をしていますが、将来的にはドローンが人を運ぶ時代の到来を見越した「エアモビリティの交通プラットフォームを開発する会社」です。

現在、民間のヘリは800機ほど世の中にありますが、常時稼働しているのは300機くらいだと言われています(※正確なデータではありません)。では眠っている500機のヘリを、相乗りサービスのような形でシェアをすれば、移動時間は車の3分の1、値段は高速を利用したタクシー料金と同じくらい、となります。すでに東京ー箱根間やゴルフ場移動などの「移動サービス」や、横浜ベイエリア遊覧や大阪の夜景クルーズなどの「観光遊覧サービス」で事業は急成長していますが、これに止まらないのがAirX社の発想です。

自治体には遊休地がたくさんあると聞いている、これを災害時は薬や要救護者輸送の緊急ヘリポートとして、平常時は移動や観光遊覧の拠点として、win-winの関係で使えるのではないか。
 
その第一弾として、全国初の防災協定を海老名市と締結する運びとなりました。
これから、いろんな自治体と類似の仕掛けを進めていきたいと思っています。

※特にこんな自治体との連携を模索していきますので、候補となりそうなまちがありましたらご連絡ください。
有名な観光スポット・スポーツ施設(ゴルフ場など)がある
都心から車や電車で1時間以上かかる
人家から離れた一定の広さの遊休地がある

AirX社プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000028531.html
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